「とこちゃんはどこ」
「かみなり」→「だるまちゃんとかみなりちゃん」→「かこさとし」→「とこちゃんはどこ」
というわけで、なつかしい 1冊を紹介します。
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といっても、元祖「ウォーリーをさがせ」のようなもので、
すぐ とことこかけだして、どこかへいってしまう とこちゃんをさがす絵本です。
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子育て中、絵本作家や童話作家の講演に行くのが好きでした。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」
「だるまちゃんとてんぐちゃん」
などでおなじみの かこさとしさんの 講演にも行きました。
「日本子どもを守る会会員」でもあり、
遊びの研究 だったか そういうのも されていました。
「とこちゃんはどこ」では、実にたくさんの人人人が小さく小さく描かれています。
「人は はんこを押すのですか? と聞く人がいるけども、
一人一人 全部 描きますよ。
だって、同じ人は一人としていませんから。」
そんなようなことを言っておられたような記憶があります。
かこさんの絵本は、子どもの絵がかわいい とか そういうんじゃないんですね。
子どもそのものの所作や行動をそのまんま 冷静に受けとめて、
すっぽりと 包んでくれる 大人からの視線が あって、
そのことが、子どもの本来のかわいさを教えてくれるんです。
「とこちゃんはどこ」で、
買い物に行っても、動物園に行っても、海水浴に行っても、お祭りに行っても、デパートに行っても、
どこへでも とことこと かけだしていく とこちゃん。
そして、とこちゃんの周りの人々が あますことなく、とこちゃんと同じレベルで冷静に描かれているのです。
普通なら、「もう!どこに行ってるのよ!」 と怒りたくなる場面ですね。
でも とこちゃんがみつかったら、
「ああ、とこちゃんがいきそうなところ!」
と 妙に納得して にんまり とさえしてしまうのです。
かこさんの 子どもを受け入れる器量の大きさ深さを感じます。
そして、最後の文は こうです。
「かえりみち、おとうさんも おかあさんも、とこちゃんのてを しっかりにぎって、はなしませんでした。」
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講演の時、絵本にサインをもらいました。
娘2人の名前をいれてもらいました。
そして、欲張って、3冊もかいてもらいました。
どれもこれも違う女の子の絵でした。
子育てで、疲れていたその時のわたしには、
それはそれは 大きなごほうび でした。

























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