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2007年5月

マンマ・ミーア

最終日は、リストランテでディナーも食べて、すっかり満足して イタリアの旅の幕が閉じることになりました。

最後まで読んで下さって ありがとうございます!

思えば、「オープンバスに乗りたい」から始まり、ローマでは、本当に このバスにお世話になりました。

初日に乗った時には、知らない言葉ばかりが飛び交っていて、私たちは おとなしく風景を見ているしかありませんでした。

でも、後ろの方から 時折知ってる言葉が出てくると、うれしくなってしまいました!

「マンマ・ミーア!」

はじめは、なぜ いきなり と思っていたけど・・・

これって、イタリア語だったんですねぇ。

狭い道に、路上駐車の多いこと!多いこと!

「マンマ・ミーア!」

と こんな風に。

道が狭いせいか 案外 小ぶりの車が多く、『ダヴィンチ・コード』の映画で、オトレイ・トトが乗っていた小さな車「smart」がよく目につく他、日本車の「ヴィッツ」だとか、「マーチ」を見ると、なぜかホッとしてしまう わたしでした。

『天使と悪魔』で、スイス衛兵が乗っていた 「アルファ・ロメオ」はほとんど見なかったなぁ。

2007_05050412 2007_05040014

信号は赤が大きい。(でも 意味あるのかなぁ)

そんなこんなを感じながら、路上駐車の風景を撮ろうと思って撮った画像がこれ!

マンマ・ミーア(おやまあ)

2007_05050337

これは、このイタリア旅行の一押しの写真となってしまいました。

題名 「夫婦の会話」

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5日目 ローマ3日目 リストランテでフルコース!

午前中 降った雨も、午後からは上がった。

スペイン広場あたりで、解散し、

トレビの泉で、「もう一度 ローマに来られますように!」と後ろ向きにコインを投げ、ショッピングを楽しんだ。

そして、最後くらいは リストランテでフルコースを食べたい ということになった。

バルベリーニ広場の近く、歩きながら目につけていた 総ガラスのお店。

道に張り出す形で、何軒か並んでいる。

2007_05040223どうしようかな・・・とメニューをながめていた。

すると、目の青いカメリエーレ(ウェイター)が、その身も軽やかに 近づいてきた。

「ジャパニーズ?」

日本語のメニューもあるよっていうわけです。

ガイドブックによれば、日本人にはとても量が多いので、1つを2人で分けます といえば、ちゃんとはじめから お皿を2つにわけて出してくれます とある。

それで、ガイドブックにかいてある通りにイタリア語で言ってみた。

(ファッチャーモ・ア・メッツォ)

すると、「・・・・・・・ウォーター・・・・・・?」

とちんぷんかんな答えが返ってきた。

それで、「イエス、ノンガス」と適当に答えた。

初めに赤ワインと水を注文した後、行き詰まってしまった。

とにかく、1人前を半分に分けたかったのである。

さっきのカメリエーレは、飲み物を出した後、他のテーブルを回っている。

それで、今度は、岡田真澄を若くしたようなカメリエーレに、言ってみた。

「ワン フォー トゥー OK?」

そしたら、笑顔で、簡単に快諾してくれた。

「オー、ワン トゥギャザー!」

通じた!

それで、私たちは、前菜から生ハムとメロン、第1の皿からスパゲティ、 第2の皿からステーキ、付け合わせ野菜と、デザートからティラミスを選んだ。

良かった良かったと胸をなで下ろしていたら、まず、前菜がきた。

その時、岡田真澄似のカメリエーレがさわやかに言った。

「Enjoy!」 (さあ、楽しんで!)

お皿に大きなメロンが3つ。

この数から言って、2皿分ということはあるまい、ちゃんと通じた と思った。

それにしても、大きなメロン半分を3等分した感じ。

メロンが甘くて、生ハムの塩気と一緒に 口の中でとろける。

それにしても、これが1人前・・・?

次にスパゲティが2皿に分けて運ばれた。

麺は太め。味はいい。

そして、次の牛肉のステーキがきた時、急に不安になった。

お皿には、ジャイアントババのはく わらじ ほどもあるでっかいお肉が乗っている。

これで一人前はどう考えても大きすぎる。

舌鼓をうちながらも、これが一人前なのか、二人前なのか 考え考え 食べた。

でも、こんなにおいしいワインと雰囲気のあるリストランテ。

もう、そんなことは どうでもよくなった。

他をきりつめてきたんだから、ここではパァーッと行こう!

もう、二人前だって 食べてやる!!!

そう思って、最後のティラミスがやってきた。

黄色のお皿にのっている。

一番最初にきた青い目のカメリエーレが、腰をかがめ、そのティラミスを指でさしながら、

「・・・・・・・・ボルケーノ!・・・・」

「・・・・・・フジヤマ・・・・」

このティラミスは「イタリアのナントカ火山を形取っていて、日本でいうなら富士山だね!」

とでも いったようだった。わたしの想像力によると。

その人は、フジヤマのヤにアクセントを置き、その言葉を発する時、実に楽しげにチャーミングな目で語る。

思わず、こちらも笑ってしまう。

それで、カプチーノとエスプレッソを注文し、これまたとろけるようなティラミスを食べ、フルコースが終わった。

イタリア最後の夜に、こんな楽しいディナーにありつけるとは・・・

そして、お勘定。

回りをキョロキョロと見て、見よう見まねで、勘定する。

伝票には、一人前の値段がついていた。

やっぱり、通じてたんだ! (それでも 日本ならフルコース二人前の値段なんだけど)

サービス料もちゃんと含まれていたので、わたしの苦手なチップの心配もいらなかった。

わたしは、この チップ というもの、どうも スマートにできなくて 困る。

よかった。

帰るとき、青い目のカメリエーレが話しかけてきた。

「トウキョウ?オオサカ?ナゴヤ?・・・・」

知っている日本語をすべて並べようとしている。

わたしはすかさず言った。「ニア キョウト!」

すると、満足そうに知ってる知ってるとばかりに相づちを打って、

「・・・・・・・フジヤマ」(富士山の近くだね~)   

・・・・・?

彼はフジヤマが大好きなようだった。

そして、最後に一番若い いけ面カメリエーレが「イタリアは初めて?」 ときいてきたので、そうだ といったら、握手の手をさしのべてきて、私たち二人は、彼と握手して、気持ちよく店を出た。

「グラッツェ!」

楽しかった~

おいしかった~

それにしても、彼らは、わたしたちを いくつだと思ってたんだろうなぁ。。。

何だか、子供扱いのように、親切にしてもらったけど・・・

そして、回りの人たちを見て思った。

私たちのように 律儀にフルコースで注文している人はいなかったのだ。

気軽にワインを飲みながら、食べたいものを自由に注文しているようだった。

それでいいんだ!

そして、何も一人 一人前を取らなきゃという 律儀な考えにとらわれることは、初めっからなかったんだ!

ここはイタリア。

楽しむことが 大事!

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5日目 ローマ3日目 イタリアのコーヒー

半日ウォーキングで、一番好きだったパンテオンのそばに、ローマで一番おいしいコーヒーといわれるバールがある。

ここで、カプチーノを飲む。

~おいしい~

このクリーミィーな泡立ち・・・

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そして、スペイン広場の近くの、「バルカッチャ」というお店でも、一休み。

2007_05050533  シンプルなメモ書きが伝票となる。

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イタリアで、コーヒーといえばエスプレッソのこと。

そして、カフェラッテは、必ずガラスのカップに入ってくる。

一番 日本のコーヒーのイメージに近いのは、カプチーノ。

でも、このただごとではない泡立ちを見れば、日本のコーヒーは何だろう・・・?と思わずにはいられない。

とにかく イタリアのコーヒーはおいしかった。

そして、イタリアで、自動販売機は 見たことがない。

こういう小さな売店がところどころにあって、水や果物なんか売っている。

無人ではなく、必ず、お店の人を通して買う。

やっぱり 人の言葉は あたたかいなぁ~

「グラッツェ!」

そして、実に整然とディスプレイされている、ボトルや色とりどりの果物は、見ているだけでも楽しくなってくる。

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5日目 ローマ3日目 半日ウォーキング②

ナヴォーナ広場から傘をさしてのウォーキング。

はじめは、ベルニーニの作による 四大河の噴水

ところが、修理中で、あまりよくわからなかった。

次に行ったのが、サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会

ここは、十字軍を指揮したフランスのルイ9世が祭られている。

2007_05050491 ここの天井は、シックで わたし好みだった。

礼拝堂のカラバッジョの絵画 聖マタイの三部作 が有名らしい。

そして、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会

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ここの前の広場の、オベリスクの下の象が印象的だった。

この横に隣接する修道院は、科学者ガリレオ・ガリレイが「地動説」を唱えて有罪判決を受けた場所。

ガリレオは言った。「それでも地球は動いている」 

そして パンテオン。

2007_05050503ここは、ミケランジェロにして「天使の設計」とまでいわしめた アグリッパによる、壮麗で高い技術水準の古代建築。柱は、装飾的なコリント式で、柱頭部に葉アザミの彫刻が施されている。

ここの丸天井は、穴が開いている。

直接射し込む太陽の影で、下の大理石の床が 日時計にもなったという。

材質の違う石を組み合わせるというシンプルな行為の中、高い技術でもって、丸い屋根を積み上げていった アグリッパの建築。

何をもって「天使の設計」というのかは、わたしにはわからなかったけど、とにかく 感動した。

日頃から、石のパワーを感じたいと思っていたわたしには、願ってもない場所だった。

そして、ここの中には、ラファエロのお墓もある。

あいにくの雨に コンドッティ通りを歩き、解散した。

皮肉なもので、解散した後、雨は上がった。

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5日目 ローマ3日目 半日ウォーキング①

イタリアに来て5日目、とうとう観光できる最後の日になった。

この日の午前中は、ガイドさんの案内付き半日ウォーキング。

イタリアに慣れてきたとはいえ、あえて メトロ(地下鉄)は避けてきた わたし達である。

でも、集合場所のバルベリーニ広場へは、歩いていくには、迷いそうだったので、そうもいってられない。

テルミニ駅から地下へ降りていった。

すると、初日にマイクロバスで一緒だった、母娘と母親の姉という3人組が 前を歩いていた。

どうも、その 姉 という人は、イタリアに 少々 こ慣れた様子だった。

そういう カンだけは 鋭いわたし。

思わず、ついていって、一緒の電車に乗り込んでしまった。

果たして、電車は 正確にバルベリーニ広場に止まった。

よかった~

この日は、朝からあいにくの雨だった。

初日に買った傘は、毎日活躍している。(すぐ 柄が取れちゃったんだけど、どうにかこうにか 取れるたびに はめ直して使った。)

三々五々と集まった日本人たちは、総勢30名を越えたようだった。

この時 初めて こんなにたくさんの まとまった日本人を見た。

本来なら懐かしいはずの日本人なのに、あいにくの雨で、寒くて、長い時間待たされたために、のんびりと懐かしむ気にはなれなかった。

自分のことで いっぱいいっぱい。

傘はささなきゃならないし、バックの心配もしなきゃね。

みんな、例のイヤーホーンを渡されて、音声でガイドしてもらう。

この雨の中 バス停に向かい、総勢30名強が 路線バスを待つ。

多いので、2台に分乗するとか言っていたけど、来たバスにみんな乗れるから ということで、全員 492番のバスに乗った。

あらかじめ バスが用意されていると思っていたら、それは、間違いだった。

こうやって、わたしたちは、金曜日という平日の路線バス492番に、一斉に乗り込んだのだった。

2007_05050479 バルベリーニ広場

トリトンの噴水 豪快にワインを飲んでいる様は見事。

これは、かの有名な ベルニーニの作品。

そして、左奥に見えているのがホテルベルニーニ。

『天使と悪魔』の重要舞台。

2007_05050484_1 イタリアにはいろんなタイプのバスが走っている。

このバスは かなり 大型のバス。

前にも真ん中にも出入り用の扉がある。

2007_05050483 バスの中から濡れそぼったローマの街を見る。

降りるとき、イヤーホーンからガイドさんの声が流れる。

「さあ、次 降りますよ。降りる時が一番危ないので 注意してください。

イタリアでは、スリに会う人が悪いんですよ。」

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4日目 ローマ2日目 その②サンピエトロ大聖堂

『天使と悪魔』の舞台はほとんど このローマの街。2007_05040185

 

サンピエトロ大聖堂の中に入る。

半ズボンは禁止。

2007_05050449_1 スイス衛兵が立っている。2007_05050456

ものものしい雰囲気も、観光客で ざわざわとごったがえしている2007_05050470

ここのクーポラ(丸屋根)にも登れる。

クーポラからサンピエトロ広場を見下ろす。

中の凝ったつくりには、ため息がでる。

2007_05050454  大理石の柱も。

2007_05050458_1大理石の床にかぶさっている蓋も。

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クーポラへの階段。

上の方は、とても狭い回り階段。

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4日目 ローマ2日目 その① ユーロスターで再びローマへ

再びローマへ移動。

今日は、11時半のユーロスターに乗るので、午前中は、ゆっくりとすることにした。

なにしろ、バディ子が、レポートの宿題が出たのが、イタリア出発の1週間前くらい。

提出はGW明け という、過酷な状況。

イタリア行きのために、目一杯バイトを入れていたバディ子には、時間がなかった。

そして、乗り出した舟を止めることはできずに、

はるばるイタリアまで 厚さ5cmはあろうかという本を持参してきた。

なのに、何にも手をつけていない。

そして、ゆったりしたスケジュールにもかかわらず、ホテルに着いたら寝てばかり。

それなのに、『天使と悪魔』は いつのまにか完読している。

だんだん、わたしの方が あせってきた。

何でここイタリアにきてまで、わたしが そんな心配をしなきゃならないのか。。。

午前中は勉強タイムをとってから、再び サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ行く。

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要領は、もうわかっている。1回乗ったからね。

ところが、案内板の前で、20分前になっても、10分前になっても、11時半発のローマ行きの乗り場だけが 出てこない。

また、だんだん、あせってきた。

しかも、よくみたら、ここのホーム1番線から3番線が見えない。

ちょっと待ってよ。

もし、ローマ行きの電車が1番線だったら、どこに行けばいいの・・・?

あせる。

よくよく見たら、4番線の奥の方に乗り場があるようだった。

それでも、「ぎりぎりに 乗り場が決まって それが1番線だったら、絶対に間に合わないやん!!!」

ひとりであせっていると、バディ子が言った。

「みんな 一緒やろ。」

「・・・・・」

そうこうしていたら、ユーロスターが入ってきた。 

ほっ。

そして、また向かい合わせの席で、隣は40前後のこれまたイタリア人と思われるカップル。

男性は 目がぐるっと大きくて、少し固肥えのオールバック。何やら新聞を必死で見て、興奮している。記事はサッカーのことが載っているようだ。

やはり 声に力があって、おなかから笑う。

実ににぎやかだ。

そのうち、その力のある声で、男が新聞を音読し出した。

よどみない。

なにか 演説をしているかのように 流ちょうに何かに酔いしれるように読んでいる。

そして、このカップルは本当によくしゃべっている。

でも、お互いの話きいてるのかなぁって、チョット思ったケド・・・

圧倒されているうちに、ローマに到着。

1日目に泊まった同じホテル。

そして、今日も、あの赤いオープンバスに乗ろうと決めていた。

今度は2dayチケットでも、明日も使えるからね。

2007_05050433案内板 ローマテルミニ行きの乗り場表示がなかなか出なかった。 (上から4行目に注目!)

2007_05050436やっときたユーロスター

2007_05050440もうすぐテルミニ駅に着こうかというところ。

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3日目 フィレンツェ2日目 その① ウフィッツ美術館とミケランジェロ広場

「ウフィッツ美術館」は、日本から予約を入れても一杯だったので、行くのをあきらめていた。

でも、ジョットの鐘楼で出会った日本人に 8時に行って並んだら入れた と聞いた。

きのう予行で行ってみたので、場所はすぐわかる。

7時45分に着いたけど、もう行列ができていた。

この日は、雨。

文庫本を読みながら、気長に待つことにした。

でも、人間観察の方がおもしろい。

後ろに並んでいる陽気なイタリア人は、歌など歌っている。

イタリア人というのは、声に力があって、よくしゃべる。

もう50近くになろうかというカップルなのに、会話が若い。(言葉はわからないけど、そういう感じがした。)

そして、おなかから笑う。そして、自然にじゃれ合う。

だから、待つことが 苦にならないようだ。

なんとも、うらやましい。

日本では、2時間も待つ なんて 苦痛でしょうがないけどねぇ。

ここは、ルネサンスの名画に関して右に出るものがないといわれる美術館。

そして、楽しみにしていたボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」は、期待通りすばらしかった。

なんともいえず色がやさしく、そこだけが ベール越しに光がさしているようだった。

1~30室を見て回る。

ダ・ヴィンチの「受胎告知」は15室。

・・・「東京で展示中」・・・

残念!

両端に彫刻の像が並んでいる細長い廊下は、正方形の白と黒のタイルが交互にダイヤ型に敷かれている。

聖母画の前で団体ツアーのガイドさんが、解説している。

「聖母は美しくなければならんのです。」

耳をそばだてて聞こうとすると、そのガイドさん、くるっと向こうの方へ回った。

ガイドさんがどこでしゃべろうと、その団体さんはイヤホーンをつけているので、聴けるのです。

せっかく おもしろそうな解説だったのに・・・盗み聴きはダメですね、やっぱり。

キリスト教のことはあまりよくわからないけど、こういう宗教画は、やはり キリストより聖母マリアの方が絵になりますねぇ。

次の部屋に行くたびに細長い廊下を通り、ゆっくり観覧した後、ビュッフェでコーヒータイム。

ケーキがまた大きい。

「大味っていうのが どういうのか 初めて知ったわ!」とバディ子。

ケーキは日本の方がおいしいらしい。

昼からは雨もやんで ミケランジェロ広場まで歩いた。

そこからも、フィレンツェの街が一望できる。

2007_05050425 どこから見ても、ドゥオモは街のシンボルといえる。

午前中の雨が嘘のように、晴れ渡ってきた。

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2日目 フィレンツェ その⑤ フィレンツェのホテルは古かった

フィレンツェのホテルは とても古かった。

でも、街のシンボルのドゥオモには近い。

ドゥオモに行って、ジョットの鐘楼に登った時に、

私たちより、一回りは年配のような感じの日本人の母娘らしき二人に出会った。

その方たちは、フィレンツェだけに6泊して、明日帰るそう。

その時、わたしが、とうにあきらめていた「ウフィッツ美術館」に、

八時に行ったら入れた という情報を教えてくれた。

予約ができる「ウフィッツ美術館」は、日本から予約を入れたら、いっぱいということだったので、すっかりあきらめていた美術館。

その方たちの満足げな顔を見ると、是非とも行きたくなった。

明日は、朝七時半に「ウフィッツ美術館」行こう! と決めた。

今日は、世界最古の「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」にも行ったし、

街角の薬局では、Mr.ビーンと大笑いをして、緊張感がほどけた。

ピザも食べたし、満足だった。

それで、明日の計画が決まった私たちは、ホテルに帰って、早々とベットに転がっていた。

寝るともなく、ころんとしていたら、

何となく 遠くの方で 音が聞こえてくる。

ガチャ、ガチャ。

ガチャ、ガチャ。

聞き覚えのある音だった。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

「バディ子、あの音」

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

「ホントや~」

ぷーっ!

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

その 焦り感も確かに身に覚えがあった。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

もう、我慢できないほど 笑いがこみ上げてきた。

同じことをしている。

同じことで焦っている。

完全にパニくっている。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

そして、かなり しつこい。

それも、身に覚えがあった。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

あっはっはっ!

あっはっはっ!

声を押し殺して笑った。

そして、しばらくして、女の人の声が聞こえた。(独断と偏見で、60過ぎと察する)

"Oh! A-ha-ha-!"

金庫の使い方がわからなくて、人を呼んで解決した模様。

私たちは、今度は声を出して笑った。

昼間 経験したことだったから、笑っていられた。

そして、昼間 Mr.ビーンと大笑いして、すっかり緊張の糸がほどけていたから笑っていられた。

これ、もし 経験していなかったら、こわかっただろうな~

ここのホテルは、古いホテルだから・・・

それにしても、今日は、よく笑う日だ。

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2日目 フィレンツェ その④ フィレンツェの薬局

さて、金庫にパスポートを入れると、また、軽い気持ちになって、外へ出た。

ここ、フィレンツェには、世界で最古の薬局があるという。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、昔メディチ家が教会で薬を調合していた頃の名残がある重々しい薬局で、昔教会だったようなこの建物は、中がとても広く、博物館さながらに、昔使っていた天秤や、壺などが、陳列されている。

もちろん、ハーブコーナーもあり、石鹸や香水などが、陳列ケースの中に並べてある。

値札はついていない。

なぜか、ここは、日本人が多かった。

ここを出ると、明日行く予定の「ウフィッツ美術館」を予行で行ってみることにした。

それにしても、イタリアというところは、なぜか、観光地の一番場所のいいところに、必ず薬局がある。

さっきのような重々しい観光地化した薬局ではなく、普通の薬局だ。

寄ってみた。

やはり、アロマなど香りの瓶もある。

いろいろ見ていたら、白衣を着たMr.ビーンのような店員が来た。

Mr.  ジャポネーゼ?

    日本人はみんな小さいけど、あなたは大きいね。

    あはは!

    あなた フィリア(娘)?

    たべてばかりいるんでしょ。

全員  アハハハ!!!!

Mr.  あなた マムマ?

    若いね。

    あなたは、クック(料理)ばかりしているんでしょ。

全員 わははは!!!!

私   彼女は薬学部生なんですよ。

Mr.  コッレ! コッレ! (一緒!一緒!)←多分

    卒業後は、給料は高いか?

娘   わからない。

Mr.  給料が高かったら、僕と結婚しよう!

全員  わーはははは!!!!!

Mr.   もし、給料が安かったら、すぐにやめなさい。

     そして、「TOSHIBA」 「SONY」に行きなさい。

全員   わははは~

Mr.   そして、僕と結婚しよう!

      一緒に仕事しよう!

私&娘   Here!!! (ここで!!!)

全員   わーははは!!!!

Mr.ビーンは 笑う顔がとてもおもしろい。「うひひ」というような顔をして笑う。

そして、わたしたちは、イタリアへ来て初めて、声を出しておなかから大きな声で笑った。

わたしは、イタリアへ来る前から、スリやひったくり対策で頭がいっぱいだった。

ここにきても、金庫ひとつ使うのにも、四苦八苦した。

どこか いつも 緊張していた。

でも、このMr.ビーンに出会って、心から大きな声で笑ったら、いっきに緊張の糸がほどけたのが わかった。

Mr.ビーンは、薬を使わなくとも、私たちを大いに癒してくれたのである。

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博物館さながらの、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は少し観光化した薬局だったけど、一見する価値は充分にある。

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2日目 フィレンツェ その③ フィレンツェのホテルの金庫

チェックインの時間がきたので、ピザを食べて、ホテルに戻った。

きのうより、随分古びたホテルで、カードキーもない。

部屋に入って一番にしたことは、金庫の確認である。

あった!

きのうと使い方は同じかな・・・?

ただ、説明書がない。

扉を開けると、きのうと同じようにリセットボタンらしきものがある。

きのうと同じように6桁ナンバーを入れてエンターボタンを押す。

「あれ!」

もう一度やってみる。

「えーっ!!」

ガチャガチャ、ガチャガチャ。

何度でもやってみる。

ガチャ、ガチャガチャ、ガチャ、ガチャガチャ。

閉まらないよ~(汗、汗、汗)

もう、無我夢中で、ガチャ、ガチャガチャ、ガチャ、ガチャガチャ。

しつこく いろんなことをやってみる、わたし。

何をやっても らちがあかない。

とうとう、フロントまで、執事風の男に、聞きに行くことにした。

彼は英語でゆっくりと教えてくれた。

扉の後ろのボタンを2,3秒押して

(あ~、長押しするのか~・・・納得)

3,4つの数字を押して

(あ~、3桁か4桁ね!・・・納得、納得)

Eを押して

(エンターね。)

・・・

わかった、わかった! と 勇み足で部屋へ戻る。

ガチャ、ガチャガチャ、

あれ、閉まらない!!!

ガチャ、ガチャガチャ。

何度もやってみる。

「やっぱり 閉まらないよ~」

すると、バディ子が言った。

「2回繰り返してやるって言わなかった?」

そんなこと 言ってたとは。。。

やっと 金庫が閉まった。

これで、安心して フィレンツェを闊歩できるぞ!!!

2007_05040117_1 サラダとピザに がっつく。

サラダにかけるのは、オリーブオイルと酢 というシンプルなもの。

でも、お・い・し・い!

2007_05050430_2 フィレンツェの街を歩いていたら、こんな可愛いディスプレイのキャンディショップが。

量り売りもあります。

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2日目 フィレンツェ その② ジョットの鐘楼を登ってクーポラ越しにフィレンツェをながめる

フィレンツェ サンタマリアノヴェッラ駅からすぐ近くにあるホテルは、歩いて行くことにした。

どっちに歩いて行けばいいのか、わからないけど、なんとなく 建物のある方へ向かっていくと、

「あった!」

視力が両目とも1.5を誇るバディ子が ホテルの看板をみつけた。

よかった。

ここは、古い古いホテル。

チェックインの時間まで、荷物を預かってもらう。

フロントの男性はイタリア語しか話せなさそうな 執事のような感じの人。

クーポン券とパスポートを見せると、ここでは、パスポートをコピーにとってから、返してくれた。

説明するのがめんどうだったので、パスポートは 部屋の金庫に入れるまでは 預けないことにした。

それで、首からつり下げる袋に入れて、シャツの下にしまい込んだ。

昨日と違って、少し肌寒いけど、今日はお天気がよい。

さあ、ドゥオモに行って、クーポラ越しにフィレンツェの街を見下ろそう。

2007_05050371 辻仁成と江國香織がコラボで書いた『冷静と情熱の間』の舞台であるフィレンツェの街。

その中で、あおいが順正に10年後に会おうと約束した場所が、上のクーポラ(丸屋根)の上。

私たちはジョットの鐘楼(画像 下)を階段で上がって、クーポラ越しにフィレンツェの街を見た。

2007_05040115_2 クーポラにも登れる。(丸屋根の上に人がいるのが見えるかな?)

心残りは、クーポラに登らなかったこと!(クーポラはジョットの鐘楼の倍くらい階段があるらしい)

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2日目 フィレンツェ その① ユーロスターでフィレンツェへ

長かったローマの一日が終わり、

2日目は、フィレンツェに向かうことになっている。

テルミニ駅からサンタマリアノヴェッラ駅までユーロスターに乗って電車で移動する。

駅はフラットで、1番線から13番線くらい(?)まで、横並び。

改札口というのはなく、自分たちで チケットに日付を刻印する。

何番線から乗るのかは、発車時刻の20分前にしかわからない。

案内板で確認して、乗り込んだ。

後ろ(実は前)の方だったので、随分長い距離を荷物を引っぱって歩いた。

席は2人掛けのシートが向かい合わせになっていて、間に簡易テーブルがある。

私たちの席は向かい同士だった。

隣は多分イタリア人のカップル。年齢は 30台かな・・・子供はいない感じ。

雰囲気のある静かなカップルで、男性が私たちの重い荷物を棚にのせてくれた。

「グラッツェ!」

いい人でよかった!!!

わたしの横が男性。

バディ子の横が女性。

わたしの席からは、女性がよく見える。

黒い髪で、黒縁のメガネをかけて、静かに雑誌などを見ている。

男性は 隣なので全然見えない。

ただ、香水の匂いが漂ってくるだけ。

さわやかな柑橘系の香りだった。

わたしの好きな香りだった。

電車は至って快適で、窓から見える景色はグリーン・グリーン・グリーン。

イタリアの田舎のグリーン。

でも、トンネルが多くて、せっかく見ていた景色がすぐにブチっと切れる。

途中で隣のカップルが荷物はそのままにして席を立って、どこかへ行った。

きっと、コーヒーを飲みに行ったのだろう。と勝手に推測した。

1時間半の電車の中で、日本で読んだ「ダヴィンチ・コード」をもう一度読む。

あっという間にフィレンツェに着いた。

2007_05040067 車窓から見えるイタリアのグリーン

少し 白っぽい。

そして、電車から降りるとき、隣のカップルが二人して ”ciao!” と いって降りていったのだそうです。

わたしは、荷物のことで 頭がいっぱいで 気が付かなかったよ。

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1日目 ローマ その⑤ オープンバスからローマ観光

オープンバスは本当に気持ちが良かった!

とにかく 安心して 乗っていられる。

高いので、景色も充分に堪能できる。

長いフライトの後、初めての国、慣れない人種、わからない言葉。

何もかも自分で決められる自由が、かえってわずらわしいこともある。

でも、チケットを手にして、乗り込んだここでは、座りながらにして、何も考えずに乗っているだけで、観光地を巡ってくれる。

ありがたいし、楽ちん 楽ちん!!!

目にするすべての建物、

目につく各国からの観光客。

そして、ここでは、自分が日本人であることを忘れるほど、あらゆる民族がウォッチングできる。

楽しい~

2007_05040019_1

1番目の画像: わたしたちは、4日目の半日ウォーキングの時まで、ここをスペイン階段だと信じて疑わなかった。そして、いまだに ここが どこなのか 知らないでいる。

2007_05040031_1 2番目の画像: 円形競技場コロッセオ 上のアーチに見える黒いシャツのカップルが とても素敵でした。

2007_05040044_1 3番目の画像: サンピエトロ大聖堂の近く。いづこも同じ こども達の遠足風景。

2007_05040043_1 4番目の画像: テヴェレ川を渡って。

乗り降り自由のこのバス、疲れていた私たちは、降りることなく、観光したのでした。

そして、一回りして戻ってきた時、バディ子が言った。

「もう1回 乗ろうか!」

わたしも、バディ子と同じ気持ちだった。

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1日目 ローマ その④ やっと乗れた!

なんか、さらっと書こうと思っているのに、いつのまにか ごてごて。

こんなに書いても、まだ バスに乗ってない!

でも、やっと、バスに乗れるところです。

どんなに この赤いオープンバスに乗りたかったことか・・・

さて、目指すは 赤いバス!

と ホテルを出る。

ところが、やっぱり雨が降っていて、傘1本じゃ足りない感じ。

また地下に行って、今度は、カバンとかが売ってるちょっとオシャレなお店で、オレンジ色の模様のついた傘を買った。

さて。

もう オープンバスで、雨が降っても 傘を差したらいいじゃないか・・とまで思って、乗り場へ急いだ。 

ところが、案の定、乗り場にも、長い列が出来ている。

本当に、いつになったら バスに乗れるのだろう・・・

こんなにも 乗りたいのに。

そうするうちに、なぜ列ができているのか わかった。

バスの中でも チケットを売っていたのだ。

そして、やっぱり、ひとりひとりに納得するまで 説明している。

そして、乗る人、乗らない人・・・

やっと、私たちの番。

もう このころには、雨もやんでいた。

私たちは、もう、説明をきかなくても チケットを持っている!

意気揚々と チケットを見せて乗り込んだ。

ところが!

ストップがかかった。

また、英語で説明である。

・・・・・・上はシートが濡れているけど、大丈夫ですか・・・?

わたしは、大きな声で言った。

OK!

いわれた通りシートは濡れていたけど、タオルで拭いてすわった。

やっと 乗れた!!!

ローマの街をバスで回れる。

もう、ここは、スリの心配など無用だ。

心から安堵して、すわった。

安心 が とても ありがたい 私たちでした。

2007_05040012_2 110番 オープンバス乗り場

赤い枠がバスストップの表示板。

本来は、ちゃんと地名が書いてあるはずだけど、こういう中抜きになっているバス停が、何カ所かあった。

2007_05050313

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1日目 ローマ その③ ローマのホテルにて

テルミニ駅の地下は、どこにでも見られるような、商店街になっている。

メトロにつながっていて、ざわついた感じ。

誰かがスリにあった とか そういう話ばかり 日本で聞かされていたので、そのことが片時も頭から離れない。

肩にかけたバッグの上に手を置きつ、いろいろと見て回るも、常にバックが気になってしょうがない。

そして、時折、 あのフロントで預けたパスポートは大丈夫かなぁ・・・という考えが頭をよぎる。

今、私たちのほんの明るい兆しは、赤いオープンバスに乗るためのチケットを やっと手にしたという喜びだった。

地下を軽く見て回って、一番奥にあったマーケットの入り口に傘をみつけた。

3段の赤い傘を1つゲット。

2007_05040009

そして、ホテルに戻って さあ、いよいよ チェックイン。

さっき荷物を預けた時、フロントの 若い背の高い女性に、チェックインは "after twelve" といわれた。

そして、"see you later ! "

といって、別れたばっかりだった。

それなのに、くだんの女性が 初めて見るような顔をして、"pasport ? "

と 言ってくる。

ちょ、ちょっと 待ってよ~

だって、さっき 荷物を預けた時に 「トゥ ラゲージ アンド ワン ドキュメント!」と念を押したじゃないの・・・

指をさして「ドキュメント!」と言って こちらにそれを渡してもらって、その中から、パスポートを取りだして見せた。

むこうの若い女性は、「ああ、ここに入れてたの!?」 といわんばっかり。

ヤレヤレ・・・

2つの荷物はすでに部屋に入っていた。

部屋に入ると、一番に金庫を確認した。

パスポートをここに入れて 安心かどうか。。。

横の説明書を見て、確かめてみる。

扉の後ろ側のリセットボタンを押して

6桁の数字とエンターを押して

ダイヤルをオープンに回して

大丈夫!大丈夫!

そして、また、

さっきの6桁の数字を入れてエンターを押す。

これで もう 大丈夫!

パスポートと現金少しを金庫に入れた。

そうして、やっと 不安の半分は ここで解放された。

やっと、バスに乗れる!

2007_05040010_2 壁は金時人参のようなオレンジ!

カーテンは緑青のようなグリーン!

ツインだけど、なぜか ベットは3つ。

天井が高くて、広い部屋でした。

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1日目 ローマ その② 誘惑

到着した日は、ゆっくりペースで・・・

と思っても、やはり こんなに遠いところまで来たんだから という ケチ根性が出てくる。

ガイドブックに乗っていた オープンバスに乗ろう と決めていた。

有名な観光スポットをほとんど回って、何回でも乗り降り自由。

ただ、チケットをどこで買ったらいいのか わからずに、うろうろする。

とにかくバスがいっぱい集まってるところに行ってみようと思った。

あった、あった、赤い屋根のチケット売り場。

列が出来ている。

日本人はいなくて、どこの国からきたのか、外人の観光客であふれかえっている。

すぐに行列ができるのは、ひとりひとりに 説明を繰り返すからだ。

せっかく並んで、やっと買える時がきたというのに、説明を聞いた後、どういう理由があってか、あきらめる人もいる。

並んでいる間に、インド系の男性が来た。

別のオリーブグリーンのバスのちらし見せてきて、こちらのバスに乗らないか と言ってくる。

彼は、英語をしゃべる。

今日はたくさんの雨が降るから、こっちの屋根のあるバスがいい。

このバスの窓はパノラマだから見晴らしもいい!と。

赤いオープンバスに乗ろうと決めていたのに、そう言われれば、そうかな という気にもなってくる。

わたしたちがぐずぐずしていたら、こっちにおいでという。

事務所に行こう。そこからバスが出る。

どうも、事務所を見せて、わたし達を安心させようとしているようだ。

そして、肩をつっついて、促してくる。

あなた達のような日本人か中国人は、自分のような者をおそれていると思うけど、どうか信用してほしい。

必死で訴えてくる。

なぜだめなんだ?こっちの方が雨にぬれなくていいだろう。

だって、そっちの方が値段が高い。と ガイドブックを見せていうと、その値段は間違っているという。

確かに、赤いバスのチケット売場の横に貼ってあるポスターには、13ユーロと書いてあるのは消されていて、20ユーロとなっている。

でも、グリーンのは、まだ それより4ユーロも高い。しかも、オープンではない。

そして、あっちに事務所があって、そこからバスがでるから、と、一緒に1筋くらい歩きかけた時、バディ子が言った。

「えーっ、乗るの?」

そのひとことで、我に返ったわたしは、そのインド人に ガイドブックを見せてキッパリと言った。

"I  want to ride this red bus!"

とたんに、きびすを返して、別の人をターゲットにし始めた。

雨がぱらぱらしている。大雨になるかもしれない。

彼のいうことにも、一理ある。

雨が降っては、オープンバスは楽しめないだろう。

でも、赤いオープンバスの1階には 狭いけど屋根があるんだし、雨がやんだら、やっぱり、屋根無しの2階から景色を見たい!

何としても、赤いオープンバスのチケットを買わなきゃ・・・

というわけで、また、並んでチケットを買おうとしたら、前の人が説明を聞いてあきらめている。

もしかしたら、言葉が通じていないのかも・・・

わたし達の番がきた。

すると、むこうから 今度は、日本語で早口で説明してきた。

(あとにも先にもこんなに日本語がしゃべれる現地の人は初めてだった。)

わたし達が乗りたいのは、乗り降りが自由にできるチケット。

13ユーロというのはなく、今は2日使えて20ユーロになっている。

1回きりなら7ユーロ、ノンストップも7ユーロ。

明日は 朝からフィレンツェに向かうし、2dayの方は無駄なことはわかっている。

でも、今 わたし達の要望は、とにかくこの 赤いバスに乗りたい ということだけ。

今のハードルは とにかく券を買うこと。

どのバスにでも乗れる 一番高い券を やっと買うことができた。

昼からは このチケットを持って、バスに乗りに行こう!

と 明るい希望を持って、ホテルのチェックインをすませに戻った。

2007_05050298

その前に、日本から傘を持ってこなかったわたし達は、駅の地下のお店に 傘を買いに行くことにした。

2007_05050556_1 私たちが切望した 110番オープンバス。

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1日目 ローマ その① ローマ到着

スリに注意しなさい!

荷物から手を放したらだめ。

鞄を後ろにぶら下げてたら ひったくられるよ!

地下鉄の乗り降りは特に注意が必要。

夜 歩いたら危ないから!

二人離れたらだめだよ!

行く前に、いろんな方から アドバイスを受けました。

初めてのイタリアなのに、費用削減のため、添乗員なしのフリーツアーでの母娘二人旅です。

ローマのフィウミチーノ空港を降りたら、現地のドライバーがホテルまで連れて行ってくれることになっています。

日本からのツアーの客は、何人乗ってきたのか、全くわかりません。

ここで、はじめて 顔を合わすのですが、みんなホテルもまちまちなので、4日目に企画されている ローマでの現地ガイドさんによる半日ウォーキングだけが、またみんなと出会うことになるだけです。

結局 空港で待っていてくれたイタリアの大柄なおじいさんが、みんなをまとめて、バスの方へ連れて行ってくれました。

これから、わたしたちが、バスに乗るのか、タクシーに乗るのかもわかりません。

2007_05040006

長い間 不安をかかえて待っていると、やっと マイクロバスが来ました。

バスのドライバーは 無口で若い 黒っぽい顔のスペイン系(?)の人。

なのに、おせじにも 陽気な人とは いえません。

私たちのバスに乗ったのは、若いカップルが一組、若い女性一人、母娘と母親の姉という3人連れ、そして、わたしたち母娘の8人です。

すごく荒い運転ですごいスピードでとばしていきます。

空港で、小1時間待ったとしても、朝の八時くらい。

バスの通る道に ほとんど人影はありません。

その中で、ただ窓の外を見ながら、目についたことを娘のバディ子にぺらぺらしゃべっているわたし。

ガソリンスタンドが小さいね。

まだ朝早いからしーんとしてるね。

あ、鶏の丸焼きがいっぱいぶら下がってる!

あれ、どこのお店にもぶら下がってるね!

うわぁ、遺跡みたいな建物!

すごいね~

そうこうしているうちに テルミニ駅近くのホテルに到着。

ここで降りるのは、私たちと一人旅の女性の三人だけ。

チェックインの時間まで 荷物を預かってもらいます。

ここでは、言葉はほとんど英語の単語だけです。

だって、わたしイタリア語わからないし・・・(汗、汗)

荷物も ”there!” みたいな感じで言われ、フロントの前に置く。

身振り手振りで、書類の袋も預かってもらえるかきいたら、フロントの中の棚に預かってくれた。

その袋の中には、パスポートも入れているのに、半券も何もない。

なんだか不安で、”トゥ ラゲージ & ワン ドキュメント” と大きな声で念を押す。

持ち歩くより 安心かな と・・・ 思ったんだけど・・・

身軽になったわたしとバディ子は ホテルを出る。

チェックインの12時まで ポーンと放り出された感じ。

テルミニ駅は、ジプシー風の人やインド系の人も多い。

物騒な感じだけど、とにかく ここはイタリア。

とりあえず、コーヒーを飲もう。

テルミニ駅の2階のカウンターでカフェラテを頼んでお金を払い、テーブルにすわる。

飛行機の長旅で、脚がぱんぱんしている。

外は曇り空で、肌寒い。

とにかく バディ子も出発の前日までバイト、そして連休明けに出すレポートに追われながらも、引き返す道はなく、やってきた。

ゆっくりペースで進もう。

こういう時、フリーツアーは、自分のペースで動けるのがありがたい。

でも、まだどよんとした天気のごとく、警戒心いっぱいのまま コーヒーをすすった。

~おいしい~

2007_05040007 テルミニ駅の2階から下を見下ろす。

下はメトロ(地下鉄)。右側にスペースをはさんで、鉄道がある。

画像、向かって、左が本屋。

右がチケットカウンター。

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無事 帰ってきました!

たくさんのメッセージありがとうございました。

お陰様で、スリ・置き引き・引ったくり に合うこともなく、荷物の lost もなく、無事 帰ってきました!

とりあえず、安着報告です。

あとは、バディ子のレポートの心配(まだ、ひきづってる~)のみとなりました・・・

イタリアのレポートは明日から、少しずつ UPしていきま~す!!

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