ターシャさんのこと、西の魔女のこと
ターシャさんを知ってからというもの、わたしは、歳をとっていくことが、全然苦ではなくなりました。
ターシャさんはいいます。
「歳をとってからの人生は、若い頃になかった充実感があります。
頭も身体も健康で、自然の贈り物である ” 老年 ” を楽しめることを、ありがたいと思っています。」
また、ターシャさんの地道な考えは、こういわしめています。
「日々の喜び、わくわくするような小さな成果の積み重ね、
家族や友人との心温まる交流
それこそが、人生という航海で出会う冒険の数々だったことに気づいたのです。」
そして、
「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんは、こう言います。
意志力を強くするのは、日々の生活(早寝早起き、しっかり食べ、よく運動をして、規則正しい生活をする)を、ただ黙々と続けること。
そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるのだと。
そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しだと。
ターシャさんは、とても意志の強い人だと思いますが、結局、それは、日々の生活の繰り返しの中から、培われたものだと、やっとわかりました。
ターシャさんから学んだことは、とても多いです。
彼女の現実と空想に境界がないように、彼女の庭もまた、彼女の作品である絵本と境界がないように思いますが、
彼女の鍛えられた魂は、全世界の人々に強く影響して、死とは境界のないところで生き続けるのでしょうね。
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コメント
noelさん こんばんは
ここ最近バタバタしていて全然しらなくて
noelさんのブログで初めてターシャさんが
お亡くなりになられたのを知りました。
私の中では彼女はスーパーレディだったので
そのお歳になられていてもそんな事が遠いように
勝手に思っていました。
しかし彼女も自然の中で逆らわず滔々過ごされていたはずです。
改めてご冥福をお祈りします。
noelさんの言う彼女の意志の強さは
その日々の繰り返しだと・・・
その通りですね。
黙々と毎日の信念のある繰り返しこそ
彼女を強くしていったのと思います。
私にとって憧れのお庭です。
私のガーデニング熱を強くしてくれたお1人。
「西の魔女が死んだ」は見に行きたいなと思っていました。
noelさんの記事を読んですぐにも行こうと思っています。
投稿: achi | 2008年6月24日 (火) 00:36
achiさん、ターシャさんの庭造りは、それまでの一般的な整然とした庭造りに、新しい風を巻き起こしてくれたと思いませんか?
庭とはこうあるべきという事ではなく、自然にとけ込んだ それこそ、境界のない空間といえるような。
それだけでなく、庭造りを通して伝わる生き方や哲学、そして、ターシャさんの存在そのものが、とても力をくれたように思います。
まだまだ生きて、本を出し続けてくれるものと思っていたので、とっても残念です。
ターシャさんとついだぶってしまう「西の魔女・・・」、オススメです!
投稿: noel | 2008年6月24日 (火) 18:43
noelさんこんばんは!
「庭」というものについて、先日お会いした、日本の数々の名庭園を手掛けてこられた、庭園作家の小川治兵衛さんという方の息子さんが
同じようなことを言ってられました。
「自然を呼び込む」「自然を取り込む」「自然との境界線を越える」ということを・・・
従来の日本庭園の造り方とは大きく異なった新しい考え方であったようです。 庭園哲学は生き方にも通じるもののように感じました。
ターシャさん、亡くなられたのですね。
素敵な女性、本当に憧れの方ですね。
私は 自分には「老年期」まで生きられるような気がしない時がありますが、
年を重ねるにつれて、穏やかに幸せな充実感を感じるということ、わかるようになってきました。
私たちも、いつかあんな風にかわいいおばあさんになりたいですね
投稿: Rosy | 2008年6月25日 (水) 00:45
Rosyさん、日本の庭は坪庭のような箱庭が特徴なのに、自然との境界線を越える庭 とは、どんなものなんでしょうね。
そういう庭、是非観てみたいですね。
ターシャさんの生き方は、とても斬新だと思いますが、実際は、芸術の世界で成功するために一生懸命に困難を乗り越えてきた人生だったようです。
こういう生き方が許されるのは、やはり才能を生かして仕事にできたからなのかなぁと思います。
それにしても、こういうおばあちゃん 憧れますね!
投稿: noel | 2008年6月25日 (水) 21:31