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2017年9月29日 (金)

垣谷美雨 「老後の資金がありません」

わたしと同じくらいの歳の方から

紹介してもらった本です。

ずっと目にしなかったけど、

やっと書棚に戻っているのを見つけて、

読んでみました。

これは、わたしの中での、

久々のヒット!

一気に読めました。

定年間近の夫に、

結婚を控えた娘、

就活の息子、

そして主人公のパート職員の篤子。

そんな家族と、

それを取り巻く舅姑、

主人の姉嫁、義兄、

お稽古事の友人たち。

身近な題材を最新のトレンドを取り入れて、

コミカルに話が進んでいく。

最後に出てくるおばあちゃんが、

お茶目で、元気が出る。


あれは確か、デパートの北海道展で

はぐれてしまった時のことだ。



思わず「お父さん」と大きな声で呼んだら、

何人もの中高年男性が振り返った。

世の中にはたくさんの「お父さん」がいる。

呼び方を変えようと決めたのはそのときだ。

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こんなくだりから、

私たちの世代で遭遇する、

子育てからの解放と、その後のケア、

新たに始まる介護問題、

老後のお金問題。

その中でふと感じる

疑問や引っかかりが、

かゆいところに手が届くように、

つまびらかにかかれており、

そこにみえかくれするおかしみが、

本当にうまい!と思う。

私たち以外の世代の人には、

あまりわからないかも。

でも、

わたしは、しばらく、

垣谷美雨さんにはまりそうです。





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