ポエム

2011年4月21日 (木)

「くじけないで」   柴田トヨ

1911年生まれのおばあちゃんの詩です。

表紙を開けると、

98歳のトヨさんの顔写真がとてもいい顔です。

おしゃれなニット帽をかぶって、

こんなおばあちゃんに、わたしもなりたい と思います。


中から「貯金」という詩を紹介します。

「貯金」

私ね 人から

やさしさを貰ったら

心に貯金をしておくの

さびしくなった時は

それを引き出して

元気になる

あなたも 今から

積んでおきなさい

年金より

いいわよ

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2008年4月26日 (土)

『95才の詩』ピーター・ドラッカー

30年来の友人が、こんな 長い詩を送ってくれました。

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『95才の詩』

もう一度人生をやり直せるなら・・・

今度はもっと間違いをおかそう

もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。

絶対にこんな完璧な人間ではなく、もっともっと愚かな人間になろう。

この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。

もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。

もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。

もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像するやっかいごとはできる限り減らそう。

もう一度最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。

もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・

だが みての通り、私はもうやり直しがきかない。

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?

自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、

落ち込んだり・・・

もっとリラックスしよう

もっとシンプルにいきよう、

たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。

人生は完璧にはいかない。

だからこそ、生きがいがある。

          ~現代経営学の父~

          ピーター・ドラッカー氏 享年95才

                     

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2008年2月17日 (日)

まどさんの詩 「くまさん」

「くまさん」

はるが きて

めが さめて

くまさん ぼんやり かんがえた

さいているのは たんぽぽだが

ええと ぼくは だれだっけ

だれだっけ

はるが きて

めが さめて

くまさん ぼんやり かわに きた

みずに うつった いいかお みて

そうだ ぼくは くまだった

よかったな

               まど みちお

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節分は過ぎたものの、

よく 雪の降る2月です。

陽射しは明るく、春の陽射しですが、

まだまだ 寒いなぁ。

また、雪が降ってきたわ・・・

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2006年6月15日 (木)

まどさんの詩 「つけもののおもし」

つけもののおもしは

あれは なに してるんだ

あそんでるようで

はたらいてるようで

おこってるようで

わらってるようで

すわってるようで

ねころんでるようで

ねぼけてるようで

りきんでるようで

こっちむきのようで

あっちむきのようで

おじいのようで

おばあのようで

つけものの おもしは

あれは なんだ

                          まど みちお

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わたしは この詩が好きです。

ただの石なのに

ちゃんと つけもののおもし という名前をもらって、

そこに ただあるだけで何にもしていないようなのに、

ちゃんと おもし という仕事をしている。

ある人が見たら、何にもしてないじゃないか て思うかもしれないし、

ある人が見たら、随分がんばってるじゃないか て思うかもしれない。

そんな ただの石 を見て、

まどさんは こんなに いろんな事を感じるのですね。

そして、世の中には、ひとつも無駄なものはないんだよ

どんなものでも ちゃんと役割を果たしているんだよ

そこにあるだけでいいんだよ

といっているような

まどさんのメッセージは とても あたたかいです。

 

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