映画と本

ターシャさんのこと、西の魔女のこと

ターシャさんを知ってからというもの、わたしは、歳をとっていくことが、全然苦ではなくなりました。

ターシャさんはいいます。

「歳をとってからの人生は、若い頃になかった充実感があります。

頭も身体も健康で、自然の贈り物である ” 老年 ” を楽しめることを、ありがたいと思っています。」

また、ターシャさんの地道な考えは、こういわしめています。

「日々の喜び、わくわくするような小さな成果の積み重ね、

家族や友人との心温まる交流

それこそが、人生という航海で出会う冒険の数々だったことに気づいたのです。」

そして、

「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんは、こう言います。

意志力を強くするのは、日々の生活(早寝早起き、しっかり食べ、よく運動をして、規則正しい生活をする)を、ただ黙々と続けること。

そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるのだと。

そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までの自分とは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しだと。

ターシャさんは、とても意志の強い人だと思いますが、結局、それは、日々の生活の繰り返しの中から、培われたものだと、やっとわかりました。

ターシャさんから学んだことは、とても多いです。

彼女の現実と空想に境界がないように、彼女の庭もまた、彼女の作品である絵本と境界がないように思いますが、

彼女の鍛えられた魂は、全世界の人々に強く影響して、死とは境界のないところで生き続けるのでしょうね。

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『西の魔女が死んだ』

昨日、「noelさんの好きな薔薇に、虫がつかない方法が、『西の魔女が死んだ』に書かれていましたよ。」と教えてもらって、

わたしは、すぐさま、もうかれこれ十年近く前に読んだこの本を読み返した。

そして、今日は映画をみにいく予定にしていたので、とても楽しみにしていた。

本もよかったけれど、映画の方はもっとよかった。

本当にターシャさんの世界を映画で観てるみたいだった。

林の中に建つ、小さな家、

家の前には、ハーブがたくさん植えられていて、

素朴な木のテーブルに出されるミントティやカモミールティ、

ハーブティをお花にかけると、虫よけになるとか、

薔薇のそばににんにくを植えると虫がつかないとか、

一面のワイルドストロベリーを摘んで、

薪にくべた大きな鍋で、ジャム作ったり、

ラベンダーの上にシーツを干したら、いい香りになるとか・・・

質素な生活の中に、豊かさがあふれていた。

そんな情景もよかったけれど、

この本のメッセージは、とても深いものがあると思います。

「生」について、「死」について。

最初から最後まで、シーンと静まりかえっていた館内。

一言もききのがすまい、見のがすまいと思っていたのは、みんな同じだったのではないでしょうか。

見終わってから、館内を見渡すと、わたしくらいの年頃の人ばかりでしたけどね。

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家に帰ってから、新聞で、ターシャ・テューダー死去を知りました。

この映画は、ターシャさんの為に作られたのではないかと思うくらいです。

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ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ

オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ

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ターシャさんも、魂の脱出、大成功されたんですよね。

ご冥福をお祈りします。

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「ダヴィンチ・コード」

本が先か、映画が先か・・・

わたしの場合、映画が先になってしまいましたが、

映画を観た帰りには、本を買っていました。

それで、ひとことでいえば、わたしの興味のあることは、本にあったということです。

といっても、まだ、全部読めていないのですがね。

死者が暗号を残し、

それから、謎解きが始まる。

フィボナッチ数列、アナグラム、

百合のモチーフのついた金の鍵、

五芒星、

5弁の薔薇がついた筒、

キーストーン、

聖杯。

わたしが 感心するのは、

レオナルド・ダ・ヴィンチという人が、

どんなに 遊び心のある人だったんだろうか ということ。

芸術の数値化、科学と宗教。

現実には、相反するものが、彼を通して ひとつになる不思議。

映画は、ちょっと怖かったけど、

トム・ハンクスの相変わらずの声としゃべり方、

オドレイ・トトの顔がいつまでも脳裏に残ります。

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