劇団四季

2011年6月 4日 (土)

劇団四季 『アイーダ』

劇団四季の『アイーダ』といえば、濱田さん。

濱田さんのアイーダしか見る気がしない!

なんて思っていたのに。

彼女は休団だそうです。

なぜ???

それでも、『アイーダ』は やっぱりよかったです。

もう、始まった時から、感動でした。

今回で三度目だったけど、『アイーダ』は何度見てもいいです。

阿久津さんのラダメスが相当よかったのか、

終わって、一目散に、

こんなもの、買っちゃいました!

Photo

昔から、ぬいぐるみなんて買わないのにね。

キャストは、ラダメスが阿久津さん、

アムネリスが佐渡さん、

アイーダが井上智恵さん。

井上アイーダは、くせがなく、すんなりと物語へいざなわせてくれます。

濱田アイーダで、そのインパクトに魅了されていたわたしですが、

そのために、共演者がぼやけていたんだな ということがわかりました。

もちろん、前に見た阿久津ラダメスも、佐渡アムネリスも すてきでしたが、

今回は、もっと その魅力がわかりました。

濱田アイーダの時は、ヌビアを守る責任感が色濃く出ていて、

ラダメスに対する思いは、かたくなに秘められていたように思ったけれど、

井上アイーダは、一女性として、ラダメスへの愛が、もっと素直に表現されていたように思いました。

音楽も歌も踊りも、舞台装置も何もかも

はじめからおわりまで、

胸にじんじん響いてきました。

やっぱり、『アイーダ』はいいわ。

何度も言いますが、

『アイーダ』は、何度でも見たい作品です。

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2008年5月 4日 (日)

ウェストサイド物語

とても有名な作品なので、説明の余地はありませんが、

50年前の作品とは思えない程、今日に通じるテーマが隠れており、

若い時に見るより、ずーっと重いものを感じました。

でも、娘たちには、受けがよくなかった。

展開が早すぎて、軽すぎるのだとか。

そして、最後の終わり方が気にくわないのだとか。

C席というせいもあって、足がつっかえるとか いろいろと文句を言われてしまいました。

わたしは、C席でも全体がよくみえるし、足もつっかえないし。。。

音楽も好きだし、気持ちいいくらい足が上がっている俳優さんの踊りを観ると、もう一度観たいくらい でした。

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2007年6月27日 (水)

劇団四季 『鹿鳴館』

舞台で観なかった『鹿鳴館』が先週TVで放送されていた。

TVなので 決して期待はしなかった。

でも、TVでも ちゃんと伝わってくるのだから、役者さんには 頭が下がる。

野村玲子さんが美しい。

石丸幹二さんは、かっこいい。

日下武史さんが、うまい。

それは、誰もが思うことかもしれない。

でも、それ以上 何とも いいようがない。

野村さん演じる影山伯爵夫人朝子がきっぱりと言い放つ。

「今夜 私は夜会に出ます。そうして壮士の乱入はございません。」

日下さん演じる影山伯爵の この言葉が心に残る。

「わたしは その信頼感が妬ましかったのだ。」

そして、石丸さん演じる清原が 切々と語る。

「久雄は、このわたしに殺されたかったのだ。」

和服しか着なかった 決して鹿鳴館のパーティへ出なかった朝子が、

洋装で夜会に出る。

「猿になりましょう。」

そして、2回目のピストルの音。

カーテンコールの後に、肝のすわった朝子が日下と腕を組んで鹿鳴館の階段を上がって行く。

凛とした朝子の強さが残る。

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2006年8月12日 (土)

劇団四季『夢から醒めた夢』

単純なストーリーなのに、うまくかけません。

でも 夢の世界に連れて行ってもらえます。

ロビーに足を踏み入れたところから。

そして、「ありがとう」と「さようなら」という言葉が

本当に美しく大切な言葉なんだということを教えてもらった気がします。

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交通事故で命を落とした霊界にいるマコは、愛する母に別れを言えなかったのを苦にしていて、立ち直れずにいる母親を慰めるために、一日だけ人間界のピコと入れ替わって欲しいと頼みます。

冒険好きのピコは、マコの願いを聞き入れて、霊界へ行きます。

そこで出会った、いろんな理由で死ななければならなかった人たち。

ピコは、そこでもひと肌脱いで、最後にマコと入れ替わるために、マコのもとへと急ぎます。

そこで、母親はマコに「行かないで」とすがりつきます。

その母親にマコはこう言って説得します。

「わたしは、光の国へいくのよ。

光になったら、ずーっとお母さんと一緒にいられるのよ。」

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2006年5月 5日 (金)

劇団四季 『南十字星』

久々の四季観劇。

昭和3部作の最後の作品。

第二次世界大戦の頃のインドネシアが舞台。

びっくりしたのは、床がスライドして、本物の水が出てくること。

のどかな水田の風景が、本物の水しぶきで、よりリアルになる。

そして、圧巻は、やはりインドネシア舞踊。

インド舞踊と同じように、独特な手足の動き、目の動き、首の左右の動き。

でも、動きがカクンカクンと もっとコケティッシュに動いている。

そして、頭には花を高々とつけた金色の帽子(?)をかぶり、

豪華絢爛な色づかいの衣装が舞台をあでやかにする。

主人公 「保科勲」とインドネシア人 「リナ」のロマンスを軸に、

オランダから独立しようとするインドネシアと、

それを支援するかに見せかけて支配しようとする日本。

その中で、オランダ人にも、インドネシア人にも、日本人にも優しかった保科が、

無実の罪を着せられ、BC級戦犯として絞首刑を言い渡される。

そして、舞台の上で、ひとりで座る保科がつぶやく。

「明日の日本の若者たちよ。

・・・・・・

私は未来の為に死んでゆく・・・・・」

涙、涙、涙・・・・

保科と 南十字星の下で、永遠の愛を誓いあったリナが歌う

「ブンガワン ソロ」がいつまでも、耳に残る。

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2005年12月 6日 (火)

劇団四季 『李香蘭』

劇団四季の昭和の歴史三部作『李香蘭』を観た。

昔 戦争があったんだ ということを 今更ながら 知らされる。

みんなが ひとつの方向だけを見ていた時代があったんだ と知らされる。

とても美しい歌姫にみんなが魅了されている時に、

日本は勝っていると思っている時に、

本当は、負けている日本があった ということを 知らされる。

中国東北部で、満州国が消えた日に、日本人の養女だった中国人の芳子さんは銃殺され、

中国人女優として活躍していた、でも実は日本人の淑子さんは、日本を愛しているけれども、どんなに中国を愛しているかを訴え、裁判長から無罪を申し渡されます。

「憎しみを憎しみで返すなら争いはいつまでも続く。

徳をもって怨みに報いよう」

ミュージカルで歴史を教えられるのは、中途半端な気もするけれど、

中国側からでもなく、日本側からでもなく、事実を直視しようとする

浅利 慶太氏の姿勢は、偉いと思う。

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そして、

やはり 川島芳子役の 濱田 めぐみさんには、脱帽です。

アイーダ以来、濱田さんの舞台が見られて、感激です。

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2005年8月 4日 (木)

劇団四季「アイーダ」京都公演千秋楽にむけて

前に言葉で表せないと書いたんですが。

しっかりと心に留めておきたくて、歌で振り返ってみます。

♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♪

「愛の物語」・・・アムネリス(エジプトの王女)

~この世に伝わる 物語には 哀しい二人の 願いを秘める~

「勝利ほほえむ」・・・ラダメス(アムネリスの婚約者)

~いざ進もう 北から南 ナイルさかのぼり ヌビアへまっしぐら

進めば出会える 新たな富に 心躍る 我らの夢~

「あの日は遠くに」・・・アイーダ(ヌビアから奴隷として連れてこられた)から兵士ラダメスへ

~貴方たちには奪えない 私たちの心は 

力ずくでせまっても脅かしてムチ打っても 

この心だけは~

「ピラミッドを建てよう」・・・ゾーザー(ラダメスの父)

「わたしは知っている」・・・メレブ(今はエジプトの王宮に遣えるヌビアの民)からアイーダへ

~いつかはきっと自由になる 捨てはしません その望みは~

「お洒落は私の切り札」・・・アムネリス

「儚い喜び」・・・ラダメス・アイーダ

~どうしたのかな こんなことを 心許して話してしまう~

「お洒落は私の切り札」リプライズ・・・アイーダ(実はヌビアの王女)からアムネリスへ

~本当のあなた 大切になさい~

~信じ続けてほしい 真実こそが 切り札~

「ローブのダンス」・・・アイーダからヌビアの民へ

~貴方たちののぞみは 今私を変えた 

弱さをふりすてよう みんなと一緒に進んでゆこう  

夢に向かって進もう 今~

「どうも おかしい」・・・ラダメス/アイーダ・アムネリス

~恋のワナに 堕ちたのか この俺に何かがおこった ありえない~

~愛が私を変える 変えるの

恋が私を変える 変えるの~

「迷いつつ」・・・ラダメス・アイーダ/アイーダ

~人は迷いながら いつか辿り着く 本当の愛に 望みはひとつ~

~今 愛の目覚めが 私を変える~

「神が愛するヌビア」・・・アイーダ/ネヘブカ/メレブ/ヌビア男女

~永遠にヌビア 信じ続ける 心と心 結び合う~

「どうしたらいい」・・・アムネリス/ラダメス/アイーダ

~あの人の心は 今どこにある~

~この心の中は 誰にもいえない~

~運命の出逢い 愛する人と 何かが変わった 私の心~

「人生の苦しみ」・・・アイーダ

~この想いを 捨てなければならない 決してゆるされない 

あの人と別れて 生きてゆこう~

「この父親にしてこの息子あり」・・・ゾーザーから兵士たちへ

~女を殺せ~

「ラダメスの手紙」・・・ラダメスからアイーダへ

~言うべき事は多い 語り合う 時はいつくるのか~

「私は知っている」リプライズ・・・メレブからアイーダへ

~諦めてほしい 貴女の愛~

「星のさだめ」・・・アイーダ・ラダメス

~星のさだめか 罪の報いか 何故やってきたの 別れの時が

神が二人を もてあそんで 束の間の恋を 与えたのか~

「真実を見た」・・・アムネリス

~運命は皮肉ね 信じてきた二人が 私を傷つけた もう遅すぎるの~

「迷いつつ」リプライズ・・・アイーダ

~人は迷いながら いつか辿り着く 堅いきずなに 永遠の愛に~

「儚い喜び」リプライズ・・・ラダメス/アイーダ

~何ものにもしばられず~

~愛の地平線めざし~

「愛の物語」リプライズ・・・アムネリスからラダメスとアイーダに

~歓び 悲しみ 苦しみ 超えて

今こそ二人を つつむのは 愛~

♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♪

ストーリーを辿りながら思うこと。

この ラダメスとアイーダとアムネリスとの三角関係は 

ゆるぎのない真実なのだということ。

その時 その時 それぞれが その中で 苦しみながら 出してきた 答え。

・・・それなのに、 こうなることは 生まれる前から決まっていた・・・ 

”星のさだめ”

まるで そんな風に思えるのが、 すごくすごくせつないのです。

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アイーダに扮する濱田めぐみさんが語っていた言葉です。

「『アイーダ』で出したいのは、

大切なものは目にみえないという ”愛の部分” と ”スピリチュアルな部分”

昔 言われていた ”星のさだめ” というところ、その中で動いている三角関係が明快に出せればいいな。」

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劇団四季「アイーダ」京都公演は 10月30日に千秋楽をむかえる ということです。

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2005年7月 2日 (土)

劇団四季 『アイーダ』

DVC00006 「アイーダ」京都公演(夜の部)を観に行った。

すばらし過ぎて言葉には表せません。

感動も深過ぎると、涙ってじわりとしか出ないものですね。

今日の公演は、濱田アイーダ、阿久津ラダメス、佐渡アムネリス。

もう、皆 ホントにすばらしくて、カーテンコールでは、スタンディングオベイションになり、

わたしの席(前から11列目)から見える範囲では、ほぼ全員が立っていました。

それを見た阿久津さんのうれしそうなリアクションがまた素敵でした。

初めて観たときは、ただただ濱田さんの歌声に圧倒されましたが、

2回目の今日は、エルトン・ジョンの曲のよさに気づかされ、

またそれぞれのキャラクターの輪郭がしっかりと浮き出ていて、

2時間40分の公演時間がまるで30分くらいにしか思えないほど、ひきこまれてしまいました。

思いの強さに、潔さに、勇気に、人々は感動するのだと思います。

このラブストーリー ハッピーエンドなのか、悲恋なのか・・・

大人のミュージカルだと思いますが、隣の中学生が 後半ぼろぼろ泣いていました。

「こんなに感動したのは、生まれて初めて。」だそうです。

濱田さん、阿久津さん、佐渡さん、そして、メレブにネヘブカ、熱演ありがとうございました。

ホントにすばらしかった・・・・・・・・・・

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