初めての母娘イタリア二人旅

2007年5月27日 (日)

マンマ・ミーア

最終日は、リストランテでディナーも食べて、すっかり満足して イタリアの旅の幕が閉じることになりました。

最後まで読んで下さって ありがとうございます!

思えば、「オープンバスに乗りたい」から始まり、ローマでは、本当に このバスにお世話になりました。

初日に乗った時には、知らない言葉ばかりが飛び交っていて、私たちは おとなしく風景を見ているしかありませんでした。

でも、後ろの方から 時折知ってる言葉が出てくると、うれしくなってしまいました!

「マンマ・ミーア!」

はじめは、なぜ いきなり と思っていたけど・・・

これって、イタリア語だったんですねぇ。

狭い道に、路上駐車の多いこと!多いこと!

「マンマ・ミーア!」

と こんな風に。

道が狭いせいか 案外 小ぶりの車が多く、『ダヴィンチ・コード』の映画で、オトレイ・トトが乗っていた小さな車「smart」がよく目につく他、日本車の「ヴィッツ」だとか、「マーチ」を見ると、なぜかホッとしてしまう わたしでした。

『天使と悪魔』で、スイス衛兵が乗っていた 「アルファ・ロメオ」はほとんど見なかったなぁ。

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信号は赤が大きい。(でも 意味あるのかなぁ)

そんなこんなを感じながら、路上駐車の風景を撮ろうと思って撮った画像がこれ!

マンマ・ミーア(おやまあ)

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これは、このイタリア旅行の一押しの写真となってしまいました。

題名 「夫婦の会話」

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2007年5月24日 (木)

5日目 ローマ3日目 リストランテでフルコース!

午前中 降った雨も、午後からは上がった。

スペイン広場あたりで、解散し、

トレビの泉で、「もう一度 ローマに来られますように!」と後ろ向きにコインを投げ、ショッピングを楽しんだ。

そして、最後くらいは リストランテでフルコースを食べたい ということになった。

バルベリーニ広場の近く、歩きながら目につけていた 総ガラスのお店。

道に張り出す形で、何軒か並んでいる。

2007_05040223どうしようかな・・・とメニューをながめていた。

すると、目の青いカメリエーレ(ウェイター)が、その身も軽やかに 近づいてきた。

「ジャパニーズ?」

日本語のメニューもあるよっていうわけです。

ガイドブックによれば、日本人にはとても量が多いので、1つを2人で分けます といえば、ちゃんとはじめから お皿を2つにわけて出してくれます とある。

それで、ガイドブックにかいてある通りにイタリア語で言ってみた。

(ファッチャーモ・ア・メッツォ)

すると、「・・・・・・・ウォーター・・・・・・?」

とちんぷんかんな答えが返ってきた。

それで、「イエス、ノンガス」と適当に答えた。

初めに赤ワインと水を注文した後、行き詰まってしまった。

とにかく、1人前を半分に分けたかったのである。

さっきのカメリエーレは、飲み物を出した後、他のテーブルを回っている。

それで、今度は、岡田真澄を若くしたようなカメリエーレに、言ってみた。

「ワン フォー トゥー OK?」

そしたら、笑顔で、簡単に快諾してくれた。

「オー、ワン トゥギャザー!」

通じた!

それで、私たちは、前菜から生ハムとメロン、第1の皿からスパゲティ、 第2の皿からステーキ、付け合わせ野菜と、デザートからティラミスを選んだ。

良かった良かったと胸をなで下ろしていたら、まず、前菜がきた。

その時、岡田真澄似のカメリエーレがさわやかに言った。

「Enjoy!」 (さあ、楽しんで!)

お皿に大きなメロンが3つ。

この数から言って、2皿分ということはあるまい、ちゃんと通じた と思った。

それにしても、大きなメロン半分を3等分した感じ。

メロンが甘くて、生ハムの塩気と一緒に 口の中でとろける。

それにしても、これが1人前・・・?

次にスパゲティが2皿に分けて運ばれた。

麺は太め。味はいい。

そして、次の牛肉のステーキがきた時、急に不安になった。

お皿には、ジャイアントババのはく わらじ ほどもあるでっかいお肉が乗っている。

これで一人前はどう考えても大きすぎる。

舌鼓をうちながらも、これが一人前なのか、二人前なのか 考え考え 食べた。

でも、こんなにおいしいワインと雰囲気のあるリストランテ。

もう、そんなことは どうでもよくなった。

他をきりつめてきたんだから、ここではパァーッと行こう!

もう、二人前だって 食べてやる!!!

そう思って、最後のティラミスがやってきた。

黄色のお皿にのっている。

一番最初にきた青い目のカメリエーレが、腰をかがめ、そのティラミスを指でさしながら、

「・・・・・・・・ボルケーノ!・・・・」

「・・・・・・フジヤマ・・・・」

このティラミスは「イタリアのナントカ火山を形取っていて、日本でいうなら富士山だね!」

とでも いったようだった。わたしの想像力によると。

その人は、フジヤマのヤにアクセントを置き、その言葉を発する時、実に楽しげにチャーミングな目で語る。

思わず、こちらも笑ってしまう。

それで、カプチーノとエスプレッソを注文し、これまたとろけるようなティラミスを食べ、フルコースが終わった。

イタリア最後の夜に、こんな楽しいディナーにありつけるとは・・・

そして、お勘定。

回りをキョロキョロと見て、見よう見まねで、勘定する。

伝票には、一人前の値段がついていた。

やっぱり、通じてたんだ! (それでも 日本ならフルコース二人前の値段なんだけど)

サービス料もちゃんと含まれていたので、わたしの苦手なチップの心配もいらなかった。

わたしは、この チップ というもの、どうも スマートにできなくて 困る。

よかった。

帰るとき、青い目のカメリエーレが話しかけてきた。

「トウキョウ?オオサカ?ナゴヤ?・・・・」

知っている日本語をすべて並べようとしている。

わたしはすかさず言った。「ニア キョウト!」

すると、満足そうに知ってる知ってるとばかりに相づちを打って、

「・・・・・・・フジヤマ」(富士山の近くだね~)   

・・・・・?

彼はフジヤマが大好きなようだった。

そして、最後に一番若い いけ面カメリエーレが「イタリアは初めて?」 ときいてきたので、そうだ といったら、握手の手をさしのべてきて、私たち二人は、彼と握手して、気持ちよく店を出た。

「グラッツェ!」

楽しかった~

おいしかった~

それにしても、彼らは、わたしたちを いくつだと思ってたんだろうなぁ。。。

何だか、子供扱いのように、親切にしてもらったけど・・・

そして、回りの人たちを見て思った。

私たちのように 律儀にフルコースで注文している人はいなかったのだ。

気軽にワインを飲みながら、食べたいものを自由に注文しているようだった。

それでいいんだ!

そして、何も一人 一人前を取らなきゃという 律儀な考えにとらわれることは、初めっからなかったんだ!

ここはイタリア。

楽しむことが 大事!

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2007年5月22日 (火)

5日目 ローマ3日目 イタリアのコーヒー

半日ウォーキングで、一番好きだったパンテオンのそばに、ローマで一番おいしいコーヒーといわれるバールがある。

ここで、カプチーノを飲む。

~おいしい~

このクリーミィーな泡立ち・・・

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そして、スペイン広場の近くの、「バルカッチャ」というお店でも、一休み。

2007_05050533  シンプルなメモ書きが伝票となる。

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イタリアで、コーヒーといえばエスプレッソのこと。

そして、カフェラッテは、必ずガラスのカップに入ってくる。

一番 日本のコーヒーのイメージに近いのは、カプチーノ。

でも、このただごとではない泡立ちを見れば、日本のコーヒーは何だろう・・・?と思わずにはいられない。

とにかく イタリアのコーヒーはおいしかった。

そして、イタリアで、自動販売機は 見たことがない。

こういう小さな売店がところどころにあって、水や果物なんか売っている。

無人ではなく、必ず、お店の人を通して買う。

やっぱり 人の言葉は あたたかいなぁ~

「グラッツェ!」

そして、実に整然とディスプレイされている、ボトルや色とりどりの果物は、見ているだけでも楽しくなってくる。

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2007年5月21日 (月)

5日目 ローマ3日目 半日ウォーキング②

ナヴォーナ広場から傘をさしてのウォーキング。

はじめは、ベルニーニの作による 四大河の噴水

ところが、修理中で、あまりよくわからなかった。

次に行ったのが、サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会

ここは、十字軍を指揮したフランスのルイ9世が祭られている。

2007_05050491 ここの天井は、シックで わたし好みだった。

礼拝堂のカラバッジョの絵画 聖マタイの三部作 が有名らしい。

そして、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会

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ここの前の広場の、オベリスクの下の象が印象的だった。

この横に隣接する修道院は、科学者ガリレオ・ガリレイが「地動説」を唱えて有罪判決を受けた場所。

ガリレオは言った。「それでも地球は動いている」 

そして パンテオン。

2007_05050503ここは、ミケランジェロにして「天使の設計」とまでいわしめた アグリッパによる、壮麗で高い技術水準の古代建築。柱は、装飾的なコリント式で、柱頭部に葉アザミの彫刻が施されている。

ここの丸天井は、穴が開いている。

直接射し込む太陽の影で、下の大理石の床が 日時計にもなったという。

材質の違う石を組み合わせるというシンプルな行為の中、高い技術でもって、丸い屋根を積み上げていった アグリッパの建築。

何をもって「天使の設計」というのかは、わたしにはわからなかったけど、とにかく 感動した。

日頃から、石のパワーを感じたいと思っていたわたしには、願ってもない場所だった。

そして、ここの中には、ラファエロのお墓もある。

あいにくの雨に コンドッティ通りを歩き、解散した。

皮肉なもので、解散した後、雨は上がった。

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2007年5月20日 (日)

5日目 ローマ3日目 半日ウォーキング①

イタリアに来て5日目、とうとう観光できる最後の日になった。

この日の午前中は、ガイドさんの案内付き半日ウォーキング。

イタリアに慣れてきたとはいえ、あえて メトロ(地下鉄)は避けてきた わたし達である。

でも、集合場所のバルベリーニ広場へは、歩いていくには、迷いそうだったので、そうもいってられない。

テルミニ駅から地下へ降りていった。

すると、初日にマイクロバスで一緒だった、母娘と母親の姉という3人組が 前を歩いていた。

どうも、その 姉 という人は、イタリアに 少々 こ慣れた様子だった。

そういう カンだけは 鋭いわたし。

思わず、ついていって、一緒の電車に乗り込んでしまった。

果たして、電車は 正確にバルベリーニ広場に止まった。

よかった~

この日は、朝からあいにくの雨だった。

初日に買った傘は、毎日活躍している。(すぐ 柄が取れちゃったんだけど、どうにかこうにか 取れるたびに はめ直して使った。)

三々五々と集まった日本人たちは、総勢30名を越えたようだった。

この時 初めて こんなにたくさんの まとまった日本人を見た。

本来なら懐かしいはずの日本人なのに、あいにくの雨で、寒くて、長い時間待たされたために、のんびりと懐かしむ気にはなれなかった。

自分のことで いっぱいいっぱい。

傘はささなきゃならないし、バックの心配もしなきゃね。

みんな、例のイヤーホーンを渡されて、音声でガイドしてもらう。

この雨の中 バス停に向かい、総勢30名強が 路線バスを待つ。

多いので、2台に分乗するとか言っていたけど、来たバスにみんな乗れるから ということで、全員 492番のバスに乗った。

あらかじめ バスが用意されていると思っていたら、それは、間違いだった。

こうやって、わたしたちは、金曜日という平日の路線バス492番に、一斉に乗り込んだのだった。

2007_05050479 バルベリーニ広場

トリトンの噴水 豪快にワインを飲んでいる様は見事。

これは、かの有名な ベルニーニの作品。

そして、左奥に見えているのがホテルベルニーニ。

『天使と悪魔』の重要舞台。

2007_05050484_1 イタリアにはいろんなタイプのバスが走っている。

このバスは かなり 大型のバス。

前にも真ん中にも出入り用の扉がある。

2007_05050483 バスの中から濡れそぼったローマの街を見る。

降りるとき、イヤーホーンからガイドさんの声が流れる。

「さあ、次 降りますよ。降りる時が一番危ないので 注意してください。

イタリアでは、スリに会う人が悪いんですよ。」

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2007年5月19日 (土)

4日目 ローマ2日目 その②サンピエトロ大聖堂

『天使と悪魔』の舞台はほとんど このローマの街。2007_05040185

 

サンピエトロ大聖堂の中に入る。

半ズボンは禁止。

2007_05050449_1 スイス衛兵が立っている。2007_05050456

ものものしい雰囲気も、観光客で ざわざわとごったがえしている2007_05050470

ここのクーポラ(丸屋根)にも登れる。

クーポラからサンピエトロ広場を見下ろす。

中の凝ったつくりには、ため息がでる。

2007_05050454  大理石の柱も。

2007_05050458_1大理石の床にかぶさっている蓋も。

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クーポラへの階段。

上の方は、とても狭い回り階段。

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2007年5月18日 (金)

4日目 ローマ2日目 その① ユーロスターで再びローマへ

再びローマへ移動。

今日は、11時半のユーロスターに乗るので、午前中は、ゆっくりとすることにした。

なにしろ、バディ子が、レポートの宿題が出たのが、イタリア出発の1週間前くらい。

提出はGW明け という、過酷な状況。

イタリア行きのために、目一杯バイトを入れていたバディ子には、時間がなかった。

そして、乗り出した舟を止めることはできずに、

はるばるイタリアまで 厚さ5cmはあろうかという本を持参してきた。

なのに、何にも手をつけていない。

そして、ゆったりしたスケジュールにもかかわらず、ホテルに着いたら寝てばかり。

それなのに、『天使と悪魔』は いつのまにか完読している。

だんだん、わたしの方が あせってきた。

何でここイタリアにきてまで、わたしが そんな心配をしなきゃならないのか。。。

午前中は勉強タイムをとってから、再び サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ行く。

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要領は、もうわかっている。1回乗ったからね。

ところが、案内板の前で、20分前になっても、10分前になっても、11時半発のローマ行きの乗り場だけが 出てこない。

また、だんだん、あせってきた。

しかも、よくみたら、ここのホーム1番線から3番線が見えない。

ちょっと待ってよ。

もし、ローマ行きの電車が1番線だったら、どこに行けばいいの・・・?

あせる。

よくよく見たら、4番線の奥の方に乗り場があるようだった。

それでも、「ぎりぎりに 乗り場が決まって それが1番線だったら、絶対に間に合わないやん!!!」

ひとりであせっていると、バディ子が言った。

「みんな 一緒やろ。」

「・・・・・」

そうこうしていたら、ユーロスターが入ってきた。 

ほっ。

そして、また向かい合わせの席で、隣は40前後のこれまたイタリア人と思われるカップル。

男性は 目がぐるっと大きくて、少し固肥えのオールバック。何やら新聞を必死で見て、興奮している。記事はサッカーのことが載っているようだ。

やはり 声に力があって、おなかから笑う。

実ににぎやかだ。

そのうち、その力のある声で、男が新聞を音読し出した。

よどみない。

なにか 演説をしているかのように 流ちょうに何かに酔いしれるように読んでいる。

そして、このカップルは本当によくしゃべっている。

でも、お互いの話きいてるのかなぁって、チョット思ったケド・・・

圧倒されているうちに、ローマに到着。

1日目に泊まった同じホテル。

そして、今日も、あの赤いオープンバスに乗ろうと決めていた。

今度は2dayチケットでも、明日も使えるからね。

2007_05050433案内板 ローマテルミニ行きの乗り場表示がなかなか出なかった。 (上から4行目に注目!)

2007_05050436やっときたユーロスター

2007_05050440もうすぐテルミニ駅に着こうかというところ。

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2007年5月17日 (木)

3日目 フィレンツェ2日目 その① ウフィッツ美術館とミケランジェロ広場

「ウフィッツ美術館」は、日本から予約を入れても一杯だったので、行くのをあきらめていた。

でも、ジョットの鐘楼で出会った日本人に 8時に行って並んだら入れた と聞いた。

きのう予行で行ってみたので、場所はすぐわかる。

7時45分に着いたけど、もう行列ができていた。

この日は、雨。

文庫本を読みながら、気長に待つことにした。

でも、人間観察の方がおもしろい。

後ろに並んでいる陽気なイタリア人は、歌など歌っている。

イタリア人というのは、声に力があって、よくしゃべる。

もう50近くになろうかというカップルなのに、会話が若い。(言葉はわからないけど、そういう感じがした。)

そして、おなかから笑う。そして、自然にじゃれ合う。

だから、待つことが 苦にならないようだ。

なんとも、うらやましい。

日本では、2時間も待つ なんて 苦痛でしょうがないけどねぇ。

ここは、ルネサンスの名画に関して右に出るものがないといわれる美術館。

そして、楽しみにしていたボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」は、期待通りすばらしかった。

なんともいえず色がやさしく、そこだけが ベール越しに光がさしているようだった。

1~30室を見て回る。

ダ・ヴィンチの「受胎告知」は15室。

・・・「東京で展示中」・・・

残念!

両端に彫刻の像が並んでいる細長い廊下は、正方形の白と黒のタイルが交互にダイヤ型に敷かれている。

聖母画の前で団体ツアーのガイドさんが、解説している。

「聖母は美しくなければならんのです。」

耳をそばだてて聞こうとすると、そのガイドさん、くるっと向こうの方へ回った。

ガイドさんがどこでしゃべろうと、その団体さんはイヤホーンをつけているので、聴けるのです。

せっかく おもしろそうな解説だったのに・・・盗み聴きはダメですね、やっぱり。

キリスト教のことはあまりよくわからないけど、こういう宗教画は、やはり キリストより聖母マリアの方が絵になりますねぇ。

次の部屋に行くたびに細長い廊下を通り、ゆっくり観覧した後、ビュッフェでコーヒータイム。

ケーキがまた大きい。

「大味っていうのが どういうのか 初めて知ったわ!」とバディ子。

ケーキは日本の方がおいしいらしい。

昼からは雨もやんで ミケランジェロ広場まで歩いた。

そこからも、フィレンツェの街が一望できる。

2007_05050425 どこから見ても、ドゥオモは街のシンボルといえる。

午前中の雨が嘘のように、晴れ渡ってきた。

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2007年5月16日 (水)

2日目 フィレンツェ その⑤ フィレンツェのホテルは古かった

フィレンツェのホテルは とても古かった。

でも、街のシンボルのドゥオモには近い。

ドゥオモに行って、ジョットの鐘楼に登った時に、

私たちより、一回りは年配のような感じの日本人の母娘らしき二人に出会った。

その方たちは、フィレンツェだけに6泊して、明日帰るそう。

その時、わたしが、とうにあきらめていた「ウフィッツ美術館」に、

八時に行ったら入れた という情報を教えてくれた。

予約ができる「ウフィッツ美術館」は、日本から予約を入れたら、いっぱいということだったので、すっかりあきらめていた美術館。

その方たちの満足げな顔を見ると、是非とも行きたくなった。

明日は、朝七時半に「ウフィッツ美術館」行こう! と決めた。

今日は、世界最古の「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」にも行ったし、

街角の薬局では、Mr.ビーンと大笑いをして、緊張感がほどけた。

ピザも食べたし、満足だった。

それで、明日の計画が決まった私たちは、ホテルに帰って、早々とベットに転がっていた。

寝るともなく、ころんとしていたら、

何となく 遠くの方で 音が聞こえてくる。

ガチャ、ガチャ。

ガチャ、ガチャ。

聞き覚えのある音だった。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

「バディ子、あの音」

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

「ホントや~」

ぷーっ!

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

その 焦り感も確かに身に覚えがあった。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

もう、我慢できないほど 笑いがこみ上げてきた。

同じことをしている。

同じことで焦っている。

完全にパニくっている。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

ガチャ、ガチャガチャ。

そして、かなり しつこい。

それも、身に覚えがあった。

ガチャガチャガチャ。

ガチャガチャガチャ。

あっはっはっ!

あっはっはっ!

声を押し殺して笑った。

そして、しばらくして、女の人の声が聞こえた。(独断と偏見で、60過ぎと察する)

"Oh! A-ha-ha-!"

金庫の使い方がわからなくて、人を呼んで解決した模様。

私たちは、今度は声を出して笑った。

昼間 経験したことだったから、笑っていられた。

そして、昼間 Mr.ビーンと大笑いして、すっかり緊張の糸がほどけていたから笑っていられた。

これ、もし 経験していなかったら、こわかっただろうな~

ここのホテルは、古いホテルだから・・・

それにしても、今日は、よく笑う日だ。

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2007年5月15日 (火)

2日目 フィレンツェ その④ フィレンツェの薬局

さて、金庫にパスポートを入れると、また、軽い気持ちになって、外へ出た。

ここ、フィレンツェには、世界で最古の薬局があるという。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、昔メディチ家が教会で薬を調合していた頃の名残がある重々しい薬局で、昔教会だったようなこの建物は、中がとても広く、博物館さながらに、昔使っていた天秤や、壺などが、陳列されている。

もちろん、ハーブコーナーもあり、石鹸や香水などが、陳列ケースの中に並べてある。

値札はついていない。

なぜか、ここは、日本人が多かった。

ここを出ると、明日行く予定の「ウフィッツ美術館」を予行で行ってみることにした。

それにしても、イタリアというところは、なぜか、観光地の一番場所のいいところに、必ず薬局がある。

さっきのような重々しい観光地化した薬局ではなく、普通の薬局だ。

寄ってみた。

やはり、アロマなど香りの瓶もある。

いろいろ見ていたら、白衣を着たMr.ビーンのような店員が来た。

Mr.  ジャポネーゼ?

    日本人はみんな小さいけど、あなたは大きいね。

    あはは!

    あなた フィリア(娘)?

    たべてばかりいるんでしょ。

全員  アハハハ!!!!

Mr.  あなた マムマ?

    若いね。

    あなたは、クック(料理)ばかりしているんでしょ。

全員 わははは!!!!

私   彼女は薬学部生なんですよ。

Mr.  コッレ! コッレ! (一緒!一緒!)←多分

    卒業後は、給料は高いか?

娘   わからない。

Mr.  給料が高かったら、僕と結婚しよう!

全員  わーはははは!!!!!

Mr.   もし、給料が安かったら、すぐにやめなさい。

     そして、「TOSHIBA」 「SONY」に行きなさい。

全員   わははは~

Mr.   そして、僕と結婚しよう!

      一緒に仕事しよう!

私&娘   Here!!! (ここで!!!)

全員   わーははは!!!!

Mr.ビーンは 笑う顔がとてもおもしろい。「うひひ」というような顔をして笑う。

そして、わたしたちは、イタリアへ来て初めて、声を出しておなかから大きな声で笑った。

わたしは、イタリアへ来る前から、スリやひったくり対策で頭がいっぱいだった。

ここにきても、金庫ひとつ使うのにも、四苦八苦した。

どこか いつも 緊張していた。

でも、このMr.ビーンに出会って、心から大きな声で笑ったら、いっきに緊張の糸がほどけたのが わかった。

Mr.ビーンは、薬を使わなくとも、私たちを大いに癒してくれたのである。

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博物館さながらの、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は少し観光化した薬局だったけど、一見する価値は充分にある。

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